「自律神経の乱れによる不調」

こんにちは。セドナ治療院グループの佐野遥基です。
今回は「自律神経の乱れによる不調」でご来院された患者様の症例をご紹介します。

◆患者様の情報とお悩み

30代の女性会社員の方で、主訴は「夜なかなか寝付けない」「朝起きても疲れが取れない」というものでした。
さらに詳しく伺うと、肩こりや頭痛、動悸、胃の不快感など、いくつもの不調が同時に現れていました。
特に夏場の冷房の影響や、仕事のストレス、食生活の乱れなどが重なり、症状が強くなったとのことでした。

患者様は「病院で検査しても異常がないと言われてしまい、どうすればいいか分からない」と不安を抱えていました。
このような背景から、私たちは 自律神経の乱れ が症状の大きな原因になっていると考えました。

◆自律神経とは?


自律神経は、身体のリズムを整える「交感神経」と「副交感神経」から成り立っています。
日中に活動するときは交感神経が働き、夜に休むときは副交感神経が優位になります。
しかし、ストレスや生活リズムの乱れ、冷えや気候の変化などによって、この切り替えがスムーズにいかなくなると、睡眠障害や慢性的な疲労感、頭痛、消化器症状などが出やすくなります。

現代社会では「なんとなくだるい」「眠れない」「疲れが取れない」といった訴えの多くが、この自律神経のバランスに関係していると言われています。

◆見立てと施術内容

初回の検査では、首や肩の筋肉に強い緊張が見られ、呼吸も浅くなっていました。
猫背気味の姿勢が続くことで、胸郭の動きが制限され、酸素をしっかり取り込めず、自律神経に影響している状態でした。

そこで、施術は以下のように進めました。
•姿勢調整を行い、背骨や骨盤の歪みを整える
•首肩周囲の筋肉を緩め、血流を改善する
•呼吸が深く入るように胸郭の可動性を回復させる
•東洋医学的には「内関」「足三里」など自律神経を整えるツボにお灸を使用

また、患者様にはセルフケアとして、
「夜寝る前にスマホを見すぎないこと」「湯船にゆっくり浸かること」「深呼吸を意識すること」をお伝えしました。

◆施術後の変化

初回施術後は「肩の重さがスッキリした」と実感され、数回通院するうちに「夜寝付きが良くなった」「朝の目覚めが楽になった」との嬉しい報告をいただきました。
さらに、慢性的だった頭痛の回数が減り、胃の不快感も落ち着いてきました。

自律神経の乱れは一朝一夕で改善するものではありませんが、継続して施術とセルフケアを行うことで確実に体は変わっていきます。

◆今後の方針

今後も定期的に施術を続け、自律神経が安定する「良いリズム」を身体に覚えさせていくことを目標としています。
また、生活習慣の見直しも並行して行うことで、症状の再発を防ぐようにサポートしていきます。

◆同じような不調で悩む方へ

「眠れない」「疲れが取れない」「頭痛や胃の不快感が続いている」――こうした症状がある方は、もしかすると自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
病院の検査で異常がないと言われても、つらい症状は確かに存在します。

当院では、姿勢・筋肉・自律神経のバランスを整える施術を通じて、自然治癒力を引き出すサポートをしています。
不調を我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。