冷え・むくみ

冷え

冷えの原因は特別な病気がなければ血流の低下が原因だと言われています。とくに手や足など末端が冷えたりむくんでしまう方が多いのではないでしょうか。

なぜ血流低下が起きてしまうのでしょうか。

血流は常に必要なところに流れるという原則があります。

血流が低下する原因として多いのはストレスです。

ストレスによって自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが崩れたりすることで脳が危機的状況だと察知し、生命維持に必要なお腹(内臓)や脳に血液を集めようとします。

その結果、心臓から最も遠い手や足というのは血流が低下していってしまうのです。

むくみ

むくみの原因も冷えと同じように血流低下によるものが大きいでしょう。

むくみというのは体液がうまく循環せず溜まってしまっている状態です。

体液は通常は心臓からスタートし血管やリンパ管を通って心臓に戻されたり、腎臓から尿として排出され常にコントロールされています。

リンパ管というのは血管のすぐそばを通っており、リンパ管自体は自動では動くことができないのですが、血管の拍動を使って水分を運んでいます。

重力の影響で下半身に溜まりやすいのも特徴です。

血流が正常に確保されていればリンパ管の水分もしっかりと移動できるのですが、血流が悪くなることで水分も運べずに溜まってしまいむくみとなるのです。

ちなみにラーメンなどのしょっぱいものを食べたときむくんでしまうのは、体内で濃くなったナトリウム(塩分)のバランスを取るために水分の排出を抑えて身体に水分を溜めこもうとするからです。

食べているそばから喉が渇いて水が欲しくなりますよね。

こうやって自然と身体は水分のバランスを取っているのです。

こういった食べ物の影響がない場合、血流を悪くさせているのはストレスによる自律神経の乱れです。

当院では骨盤や背骨の矯正や鍼灸治療を通じて自律神経の働きを取り戻し、冷えやむくみを改善させていきます。

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