季節とストレス 身近な東洋医学ケア

こんにちは!セドナ整骨院八千代村上院の青木です。

今年は例年より2週間遅れの梅雨入りとなり、湿度が非常に高く身体の重だるさを感じたり、昔痛めた関節がうずく、という方も多いのではないでしょうか?
私たちセドナ整骨院ではそういった方にお灸や置き鍼でのセルフケアをお勧めしております。

昨今では、東洋医学や鍼灸治療がメディアで注目を集めており、ご家庭でのセルフケアとして自分でお灸を据えることができるグッズなど、私たちの身近な所に東洋医学の考え方が見られるようになりました。また、私たちの身体に不調をもたらすストレスについても、数千年前からの東洋医学の考え方で説明することができます。

先日、NHKでも東洋医学の潜在的なチカラが特集されていましたが、その中で「足三里」の治療効果が解説されていて、とても興味深い内容でした。

六淫と自律神経の関係

東洋医学では、病気の原因を内因・外因・不内外因の3種類に分け、そのうち外因の中に六淫(りくいん)があります。六淫とは、風・暑・湿・燥・寒・火に分けられ、人間が気候の変化によって受ける刺激のことです。これらが身体の適応能力を超えると邪気に変わり、病気の原因となります。それぞれが以下のように変わります:

  • 風邪(ふうじゃ)

 風邪は強風の日や一日の中での温度差が激しい時期などに病気の原因となることがあります。発熱や喉の痛み、気温が低くないのに震えやめまいなどが特徴的な症状として現れます。

  • 暑邪(しょじゃ)

 高温多湿の環境によって感じるストレスです。高い熱や喉の渇きに加え、身体のだるさなどが現れます。現代風に言えば、熱中症などによる脱水症状のことです。重症の場合は意識を失うこともあります。

  • 湿邪(しつじゃ)

梅雨などの湿気の多い時期に現れる症状です。身体の重だるさや関節の痛み、食欲の低下や身体の浮腫みなどが目立ちます。女性の場合、ホルモンバランスの乱れを生じやすく、月経痛や経血が強く出ることもあります。

  • 燥邪(そうじゃ)

 乾燥による肌のトラブルです。肺などの乾燥を嫌う臓器が侵されやすく、血痰や口渇に加え、ドライアイや鼻の乾燥を引き起こします。

  • 寒邪(かんじゃ)

冬場の冷気による体の冷えです。東洋医学において重要な気と血の流れを妨げ、疼痛や神経痛を引き起こしたり、胃腸の動きを障害するため、腹痛や下痢などの症状も現れます。

これら6つの邪気は、単独で症状を現す事は少なく、複数の邪が交わることで現代の自律神経の乱れの原因である高温多湿、低温低湿の環境ち非常に近い関係にあることから、数千年前から人類はストレスとの付き合い方を考えていたことが分かります。

昔と今のストレスの違い

現代のストレスの感じ方で、昔と最も違うのは、「ストレスのかかっている期間」と言われています。飽食の現代では、ファストフードなど手軽さに対して栄養素の偏りが多く、それが生活習慣として定着してしまっている方が多いです。

会社への通勤や長い拘束時間など人は常にストレスにさらされています。

また、アスパルテームやスクラロースなどといった食品添加物も日常的に摂取するようになっています。さらに、仕事や人間関係でのトラブルも長期にわたり続くため、少しずつストレスを溜め込むことでやがては自律神経の働きに乱れを生じさせ、つらい症状となって発現します。


  • ストレスとどう付き合うか

ストレスとの向き合い方は規則正しい生活や、食生活などはもちろんですが自分のやりたい事や感情を表に出すことがとても大事だったりします。

またスマートフォンなど電子機器から離れる事も重要です。最初は10分くらいから、スマートフォンなどの電源を落としてのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

案外なくても平気という事に気づいてくるはずです。

もちろん整体や鍼灸治療を受けることで筋肉の張りをとったり、ツボなどを刺激することで内側からお身体の調子を整えることが出来ます。

セドナ整骨院では、自律神経の働きを東洋医学の考え方を掛け合わせた治療法を行っています。病院では原因が見つからなかった、ストレスのせいとだけ言われたつらい症状に対する治療を得意としております。

今まで頑張ってきたお身体を労わってあげませんか、八千代市村上駅周辺で鍼灸治療、整体治療をお探しの方は是非セドナ整骨院にお気軽にご相談ください。