こんにちは!セドナ整骨院の青木です。
今回はセドナ整骨院で出来る鍼灸治療についてお伝えしたいと思います。
鍼灸治療の定義とは
「鍼灸は一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれ、疾患や症状に適した経穴(ツボ)に金属の細い針を刺入したり艾(もぐさ)を置いて燃焼させたりなど、生体に刺激を加えることで元々身体に備わっている病気を治す力を高めて元気にする治療法です。」(公益社団法人 日本鍼灸師会より抜粋)
よく東洋医学、もしくは中医学という言葉とセットになって聴く事があると思います。具体的には鍼灸治療が東洋医学の中の治療法の一つにあたり、他には漢方、薬膳、推拿、気功など様々な療法を用いて身体の中からバランスを整えていこうというもの。
陰陽論や五行論、五臓六腑という言葉もこの東洋医学からが始まりです。
鍼灸治療の効果
私たちの身体には361個の経穴(ツボ)があります。これらはそれぞれが身体を構成する要素(気・血・水)のバランスを整え身体の健康を保ちます。
この鍼灸での経穴への刺激を特異的刺激といい東洋医学の長い歴史の中で経験的に刺激すると効果があると伝えられ現在まで使われてきました。
そして人の身体には病気やケガを自分で治そうとする自然治癒力や外からの病原体の侵襲を防ぐ免疫力が備わっています。鍼灸治療で目には見えない小さい傷、やけどを作ります。
すると身体は血管を拡張させて酸素や栄養分を多く含んだ血液を送って代謝を更新させ肩こりや頭痛を治したり、傷害を負った部位の補修を促進させます。
また、皮膚・筋肉には刺激が加えられると交感神経・副交感神経からなる自律神経が興奮し内臓の働きを整えてくれる体性内臓反射という仕組みがあります。
こういったアプローチを非特異的刺激といい筋肉や関節などの組織を狙った治療法があります。
1979年にはWHO(世界保健機関)が鍼灸治療が有効と主張された疾患のリストが発表し鍼灸治療の認知度が一気に向上しました。
鍼・お灸は痛い?
初めて鍼灸治療を受けられる患者様にほぼ必ず聞かれるご質問です。
先述した通り鍼もお灸も人体に微小なキズ、ストレスを与えた反応を利用して自己治癒力や免疫力を高める施術です。
「はり」という言葉を聞いただけで大半の人は無意識に身体を緊張させてしまう方がほとんどですが1回、2回と施術の回数を重ねていくごとに鍼治療に対しての緊張が薄れ痛みも感じにくくなります。
鍼の太さは0.14mmから0.20mmで患者様の体調や刺鍼する箇所、施術者の手技によって使い分けられます。 注射針が1.0mm前後の太さなので鍼灸施術用の鍼はとても細いという事がお分かりいただけると思います。
鍼を打つ場所や打ち方にもよりますが、痛みはほとんど感じない場合が多いです。
また、お灸に関してはその日の患者様の体調によって感じ方に差が出やすい施術です。
当院で扱っているお灸は台座灸といい、燃焼するもぐさと皮膚の間に台座を入れる事で火傷のリスクを限りなく低くしているお灸を用いています。
お灸をしているとチリっと熱くなることがあります。これはお灸をしている箇所の血流が促進されたサイン。
一度のお灸で熱を感じなかった時は同じ個所に重ねてお灸をしても大丈夫ですが熱さを感じた時はそのまま熱さが落ち着くのを待つか、外しても良いという事です。
いかがでしたでしょうか。
鍼灸施術の良さは副作用が少ない事です。
当院では腰痛や肩こりはもちろん、病院では原因がよく分からない、ストレスのせいと言われたお身体の不調に対しての施術を得意としています。
整体治療や鍼灸治療を受けて心からのリラックスを体験してみませんか?
スタッフ一同ご来院を心よりお待ちしております。