腸活で心も体も綺麗に!腸脳相関の仕組み

こんにちは!セドナ整骨院の青木です。

最近、温活やサ活(サウナ活動)といった○○活が流行っていますよね。

その中でも「腸活」という言葉が定着してきましたが聞いたことはありますでしょうか?

腸活とは腸内環境を整える事で、具体的には腸に良い食事を心掛けたり、運動などをする事で腸の動きを活発にしてあげる事です。

実は腸活には、便通を良くして腸の状態を良くすること以外にも身体にとって欠かせない重要な作用が多くあります。

その一つが自律神経を整える。という事です。

・脳から胃腸へ及ぼす作用

緊張してたりすると気持ち悪くなったり、吐き気がした事はありませんか?

  • 1.胃酸の分泌減少

緊張していると自律神経の交感神経が優位な状態にあり消化に関わる副交感神経が抑えられます。この状態だと食物の消化が不十分で消化不良や胃もたれなどを引き起こします。

  • 2.胃の蠕動運動低下

交感神経が優位にあると血流が消化よりも体表面の筋肉に血流を送ることを優先させるため胃の蠕動運動(内臓の筋肉の収縮によって内容物を腸へと送り出す運動)が低下し便秘などが起こります。

  • 3.便の形成不全

口から入った水分は90%以上が小腸によって吸収されます。

交感神経優位な状態だと胃と同じように腸も十分な働きができません。結果、小腸で水分が吸収されなかった内容物はそのまま腸を下降して便として排出されます。           これが下痢の状態です。

・胃腸から脳へ及ぼす作用

便通などの他にも、腸には重要な役割があるのをご存知ですか?

  • 1.神経伝達物質の生成と調整

腸内には脳と同様に神経伝達物質が分泌されています。代表的なものとして幸せホルモンと言われるセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどがあります。

特にセロトニンには感情のコントロールや精神活動の安定に深くかかわっており、不足するとうつ病を発症する原因にもなります。

  • 2.満腹中枢の刺激

腸には上記のホルモン以外にもコレシストキニンというホルモンが分泌されます。

コレシストキニンは胃酸や膵液、胆汁の分泌を抑え、消化酵素の分泌を促進させる働きを持つ重要なホルモンで、更に満腹感を生じさせる「満腹ホルモン」でもあります。

腸活をより良くする為に

腸活をする上で知っておかなくてはならないのが「腸内細菌」です。

腸内細菌には大まかに3種類「悪玉菌」・「善玉菌」・「日和見菌」が存在しその比率は1:2:7となっています。

腸内環境を整えるには、食事の見直しが大切です。

古くから日本の食卓に並ぶ発酵食品の味噌・納豆・ぬか漬けを日頃からとりましょう。発酵食品を多くとれば腸内が酸性になり、腸内細菌の善玉菌が活性化します。

また、食物繊維が豊富な野菜を中心とした食事は善玉菌のエサにもなります。

✓便秘、下痢

✓ガスが溜まりやすい

✓食欲がない

✓食べてるのに太れない

✓食べていなくても太る

✓風邪を引きやすい

✓やる気が出ない

✓肌が荒れやすい

✓肌の老化が気になる

上のチェックに当てはまる項目がある方は要注意が必要です

セドナ整骨院では身体の内側から健康になりたい方に自律神経専門や鍼灸治療で腸活のサポートをしております。

いつでもご相談下さいませ。               お待ちしております。