5月病を乗り切る!専門家が教える心と体の元気を取り戻す方法

こんにちは村上院の鈴木です。

今回はこの時期にお問い合わせの多い、「五月病」についてお話させて頂きますね。

五月病とはこの時期に起こる、肩こり、頭痛、疲労感やだるさなどに身体の症状に加えて、憂鬱な気分、やる気の低下などといった、自律神経の乱れやうつ症状に似た心身の不調を指します。

かつては進学や就職など、学生さんや新入社員の方に多く見られましたが、最近では転勤や転職など環境の変化により、ストレスがかかり、中高年の方々にも増加しています。

これは4月からの環境の変化の中で、ストレスや疲れが溜まり、その反動からゴールデンウィーク明けや梅雨前に身体の不調など症状として起こりやすいことから「5月病」と呼ばれていますが、しかし、医学的にはこのような病名は存在しません。

少し詳しくお話すると、新しい環境で頑張ること1~2ヶ月、やっと変化に慣れ始め、緊張が解けてきて、溜まった疲れが出るという解釈が一般的です。

ちなみに、日本は4月に年度替わりの文化ですので、5月に発症する事が多いのですが、9月が年度替わりのアメリカではSeptember blueと呼ばれたり、クリスマスの楽しい休暇の後に起こるJanuary blueという言い方もあるそうです。

その国の習慣や特徴が出ていて興味深いですね。

五月病の主な原因は、ストレスや疲労による自律神経の乱れにあります。ですので、気候や環境の変化などストレスの多い春は、五月病のリスクが高まります。

予防する為には、疲労やストレスを蓄積させないことがとても重要です。

具体的に予防法としては下記がおすすめです。

趣味に打ち込む

趣味や好きな事に打ち込み、時間を費やすことで、セロトニン(幸せホルモン)といわれるホルモンの分泌が促され、ストレスが軽減されます。

適度な運動をする

ジョギングやウォーキングなどの軽い運動は、心身の血流を改善し、ストレス解消やリラクゼーションに効果的です。

生活リズムを整える

休みは夜更かしや朝寝坊をしてしまいがちですが、休日も遅くまで寝たりせず、普段と同じ生活リズムを保つことが重要です。

また目からの刺激は交感神経を興奮させてしまうため、質の良い睡眠を得るためには、夜遅くまでの残業やスマホの長時間使用もしないように心がけましょう。

心身の健康管理に留意し、五月病やうつ病の予防をしていきましょうね。

どうしても疲れやストレスが抜けない、忙しくて手が回らないという方は、マッサージや整体で身体の歪みを整えたり、鍼灸施術で血流や自律神経の流れを整えるなども、とても効果的です。

セドナ整骨院・鍼灸院では五月病に関連する症状の相談も承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。